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 せめて夫がキスだけでもしてくれたら、わたしも妻や母親ではなく女性としてもっと自覚を持つことができるのに、そう思ってしまうのです。
結婚して既婚になってもやはり女性であることは変わりがありません。
その部分の刺激が欲しい気持ちは、どんな女性でも変わりなく持っているんじゃ無いかと思います。
結婚するとどうしても、奥さんや母親という立場が強くなってしまいますが、誰だって心の中ではまだまだ女性として見て欲しいと思うものです。
それは私も全く変わることがありませんでした。
家庭に対しての不満なんて少しもありませんが、それでも1人の女としての自分を取り戻してみたい気持ちが日増しに強くなってしまいました。
キスフレを知ることになってから、浮気とは違うんだからと自分に言い聞かせて、相手を見つけてみたいと考えてしまっていたのです。
夫には悪い気持ちはありますけど、でもほんの少しだけでいいから自分を女にしたいんです。
どうしても自分を抑えることが出来なくなっていました。
mixiでメッセージの交換をしていた28歳の年下の男性、住んでいる地域が近かったこともあるのですが、彼の誘いを何となく受けてみようかという気持ちになっていたのです。
もちろん凄く怖い気持ちもあるんですけれど、それでも一瞬でいいから女になりたいという女性としての渇望がわたしの背中を押しているような気がしました。
その男性に言われたピュアな関係、自分を言い聞かせるようにしてその言葉を頭の中で反芻していました。
ほんの一瞬だけ、夫では無い男性と唇を重ねあわせるだけなんだから、それで心が潤うっていくんだから、自分を納得させていきました。
28歳の方と、ただキスをするそれだけの関係で待ち合わせの約束をしてしまいました。
この瞬間は本当に心臓の鼓動が早鐘を打つようだったのです。